ただでさえマニアックな撮影分野である夜景の中でも特にマニアックなのが”道路・ジャンクション夜景”。超広角ズームレンズを使って、道路の曲線美や広がりを撮り出すと夢中になるカメラマンの気持ちもわかります。ここでは撮影方法や作例について紹介します。
道路やジャンクションを撮る時に特別な機材が必要になるわけではありませんが、通常の夜景撮影よりも広角寄りのレンズを使う機会が増えます。特にジャンクションを間近で見上げて撮るような時は超広角レンズが必須。
ジャンクションのように間近で広範囲に渡って被写体を写す場合、広角側が有利なフルサイズセンサーを搭載したカメラが最も優れています。ただ、APS-Cセンサー機でも超広角ズームレンズが発売されているので、予算的にフルサイズセンサー機が厳しい場合はAPS-Cでも大丈夫でしょう。
フルサイズセンサーを搭載したカメラの場合、レンズの焦点距離が16mmまたは17mmぐらいから始まるレンズ。APS-Cセンサーを搭載したカメラであれば、10mmや12mmから始まるレンズが超広角ズームレンズと言われています。超広角ズームレンズはジャンクションを撮る時に活躍しますが、展望室から街を見下ろす時や高層ビルやタワーを間近で撮る時にも活用します。そのため、超広角レンズを1本持っておくだけで撮影スタイルの幅が大きく広がるので、1本持っておくことをお勧めします。
ジャンクションや道路を撮影する時、歩道であればまず安全ですが、間違っても車道には出ないようにしましょう。車を停める時も近くに駐車場が無い場所が多いので注意が必要です。また、橋の上から撮影する場合は大型車両が通行するときに足場が揺れてしまうことが多いので、タイミングを見計らって撮影しましょう。
ここではフルサイズセンサーを搭載したカメラと超広角ズームレンズを使った作例を紹介します。
(レンズの望遠側を使って撮っている写真もあります)
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