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感動夜景

ソフトフィルター効果を演出のタイトル画像

ソフトフィルター効果を演出

レンズ用のフィルターは様々なものがあり、特にイルミネーションの撮影にはクロスフィルターやソフトフィルターが活躍します。ここではソフトフィルターを使わずに、ソフト感を演出する方法を解説したいと思います。

ソフトフィルター効果はいたって簡単

ソフト感を演出する最も簡単な方法はソフトフィルターを導入することですが、実はピントリングを回すだけでも表現できてしまいます。例えば、シャッターを10秒間開けている場合、最後の数秒間をピントリングを回し、意図的にピントをずらすだけ。ソフト感の強弱はピントをずらした状態の秒数とピントを合わせる位置によって異なります。

ズームリングを手動で回す

作例紹介

横浜のみなとみらいの夜景でソフトフィルター効果を演出してみました。1枚目の写真はピント合わせた状態で撮った通常の夜景写真です。2枚目は露出中の最後にピントをずらし、軽めの効果を演出しました。3枚目はよりピントをずらす時間を長くした例です。ピントをずらす”位置”と”秒数”を変えてみて何枚か撮影すると好みの写真が撮れることでしょう。

共通設定

  • ボディ:CANON EOS 5D Mark2
  • レンズ:CANON EF17-40mm F4L USM
  • シャッター速度:8秒
  • 絞り数値:F8.0
  • ISO感度:200
  • 撮影モード:マニュアル露出
ソフトフィルター効果無し ソフトフィルター効果弱め ソフトフィルター効果強め
フィルター効果の無い普通の写真 軽くフィルター効果をかけた写真 強めにフィルター効果をかけた写真
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