MENU

感動夜景

コンパクトデジカメの選び方

コンパクトデジカメはスマートフォンの急成長などにより、価格が大きく下落しており、今では1万円台からでも最新機種を購入できるほどです。 この回ではコンパクトデジカメで夜景を撮りたい方を対象に、どのように機種を選べば良いか解説します。

コンパクトデジカメを選ぶ時の5つのポイント

コンパクトデジカメは手頃な価格で購入できるようになり、最近のコンパクトデジカメはタッチパネルやWifi対応などスマートフォンを意識したかのような高機能化も進んでいます。撮像素子の大きさは今も昔も変化はありませんが、画像処理エンジンは進化を遂げており、高感度にしてもノイズが目立ちにくくなっています。そのため、手持ち夜景が撮れることを売りにしている機種もあるようです。

CANON PowerShot S100/S90
左からCANON PowerShot S100とS90

(1)三脚穴があるか確認しよう

最近発売されているコンパクトデジカメで三脚穴が無い機種は聞いたことがありませんが、念のためカメラの下に穴がついているか確認しておきましょう。手持ち夜景モードが搭載されているカメラでも三脚を使った方が綺麗な夜景が撮れます。

三脚穴
カメラ本体の下側に三脚穴を確認

(2)セルフタイマー機能を確認しよう

セルフタイマーはスマートフォンでも備わっている機種が多いほどですが、どのコンパクトデジカメにも標準で装備されているはずです。ただし、機種やメーカーによってセルフタイマーの秒数が異なってきます。1秒単位で秒数を指定できる機種か、2秒前後で撮影できる機種を選びましょう。10秒しか設定ができない機種だと待ち時間が長く、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまうことも。

セルフタイマーの画面
2秒のセルフタイマーがあると便利

(3)撮影モードの種類を確認しよう

以前のコンパクトデジカメは「夜景ポートレートモード」と「夜景モード」が備わっていましたが、最近は「花火モード」 「長秒時モード」「手持ち夜景モード」などメーカーや機種によって、様々な種類の撮影モードがあります。撮影モードを選ぶ基準として、 長秒時シャッターを開けられて、フラッシュをOFFに出来る撮影モードがあるかを確認しましょう。

また、コンパクトデジカメでも一眼レフのようにマニュアル撮影機能を備えた機種もあります。予算に余裕があれば、マニュアル撮影機能に対応したコンパクトデジカメがお勧めです。

夜景モード
画面は夜景モードの設定例

(4)撮像素子の大きさと画素数を確認しよう

コンパクトデジカメを選ぶ時、どうしても画素数ばかりを気にしてしまいますが、画素数は大きくプリントする場合を除いて、あまり気にする必要はありません。少し難しい話ですが、撮像素子の大きさはカタログに載っているので、なるべく大きなサイズの機種を選ぶと良いです。

カタログを見ると「1/1.7型」「1/2.3型」などのサイズ表記がありますが、右側の数字が小さいものほど撮像素子が大きくなり、高画質な機種と言えます。

(例)
1/1.7型 > 1/2.3型

(5)レンズの焦点距離を確認しよう

コンパクトデジカメのカタログを見ていると”○倍ズーム”というように光学ズームの倍率を売りにする機種が目立ちますが、夜景撮影においてはズームの倍率よりも”どれだけ広い被写体を写せるか”を重視した方が良いでしょう。コンパクトデジカメは基本的にレンズ交換が出来ないため、なるべく広く撮れる範囲のレンズを選びたいところです。"広角○○mm"という表記がある場合、数値のなるべく低い機種がお勧めです。最低でも"広角28mm"、できれば"広角24mm"ぐらいの機種を選ぶと良いでしょう。

ゼロから学ぶ工場夜景写真術

夕景・夜景撮影の教科書

技術評論社

夕景・夜景撮影の基本から応用テクニックまで解説するガイドブック。 「気象」「場所」「機材」「技術」の4つのポイントを詳しく解説し、定番のジャンルから光跡・多重露光・手持ち撮影・RAW現像まで幅広くレクチャー。2017年11月22日発売。

全国の書店にて予約受付中!(2,178円・税込)

詳細はこちら