デジタルカメラが普及し、フィルムカメラを持ち歩く人は今ではほとんど街中でも見かけなくなりました。 小生もデジタルカメラからカメラに入った世代で、フィルムカメラの経験はほとんど無いほどです。 ここではご存じの方も多いとは思いますが、デジタルカメラの仕組みをあらためて解説したいと思います。
デジタルカメラは「撮像素子で撮影した画像をデジタルデータとして記録するカメラ」と位置付けられており、フィルムカメラとは異なって、SDカードやコンパクトフラッシュなどの記録メディアにデータとして画像情報を記録します。
小生が夜景撮影を始めた2003年頃は夜景関係者の間でもデジタル派・フィルム派に分かれており、フィルムの一眼レフで夜景を撮影していたカメラマンも少なくは無かったです。ところが、2010年頃にはほぼ全ての夜景関係者がデジタルカメラで撮影していました。デジタルカメラの方が初期導入コストはかかりますが、現像などのコストや手間を考えるとデジタルカメラの方に軍配が上がるからでしょう。
フィルムカメラの場合は「被写体の光」→「レンズが光を取り込む」→「フィルムが化学変化を起こす」→「現像」という流れになっています。フィルムカメラの方が流れとしてはシンプルになりますが、フィルム代と現像代のコストがかかるのが難点でした。
現在、ほとんどの主要メーカーはフィルムカメラの開発を中断しています。デジタルカメラ用の記録メディアも価格が下がり、大容量なメディアも安価で購入できるため、コストの観点を含めフィルムカメラを導入する理由はほとんど無いように思います。最近はスマートフォンの急速な普及によりコンパクトデジカメのニーズが下がり、一部のメーカーではコンパクトデジカメの開発を中断しているようです・・・
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