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工場夜景特集

特集について

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この度は夜景INFOの「工場夜景特集」をご覧いただき、ありがとうございます。
工場夜景特集は2016年9月6日に発行(奥付)されました新刊「ゼロから学ぶ工場夜景写真術 撮影テクニックと全国厳選スポット72(絶版)」の出版を記念し、個人サイトとして開設させて頂き、現在は夜景INFO内の特集コンテンツとして運営しています。 本特集では北海道~九州まで全国各地の工場夜景スポットを紹介しており、ランキングなどのコンテンツも用意しています。写真愛好家や工場夜景ファンの方を中心に、工場夜景初心者の方にも本特集を楽しんで頂ければ幸いです。

夜景写真家・フォトグラファー 岩崎 拓哉


工場夜景に目覚めたきっかけと今

無意識に工場の美しさを感じていた大阪在住時代

私が夜景写真家を志した2003年、当時は出身地・大阪市に在住していました。翌年にデジタル一眼レフを購入してから愛車で関西圏の夜景スポットを巡っていました。大阪南部や和歌山方面に撮影に出向いた帰り道、いつも通る阪神高速湾岸線を走っているとフロントガラス越しにまばゆいほどの堺泉北臨海工業地帯の明かりが広がり、美しいなと感じていたものの工場に対して特別な関心や興味はなく、ただそのまま走り過ぎる日々が続きました。

工場夜景ブームの聖地・川崎へ移住

2009年1月、人生において大きな転機が訪れました。夜景写真家としての活動を広げるためにも全国の夜景スポットを巡りたいと思うようになり、関東への移住を決断しました。この頃から既に工場夜景ブームが起こっていましたが、ブームは関係無く都心へのアクセスが良い川崎市を移住先に決め、同年10月に初めて川崎臨海部を訪問しました。当時はブームが始まったばかりで、工場夜景スポットに訪れる人もまだまだ少なく、千鳥町においても訪問者はまばらでした。この頃に工場も一つの撮影ジャンルとして認識するようになりましたが、今ほど深入りすることもなく、以後もたまに訪問する程度でした。

10,000kmの夜景旅がきっかけに

2015年の夏、著書「プロが教える夜景写真 撮影スポット&テクニック(日経ナショナルジオグラフィック社)」の出版が決まり、執筆と取材のために秋から全国およそ10,000kmにも及ぶ夜景撮影旅を敢行しました。北海道~九州まで全国を旅しながらの執筆は困難を極めるものとなりましたが、旅先での美しい景色や人々との出会いは一生忘れないものとなりました。室蘭・苫小牧・周南・北九州などの工場夜景都市では現地の方にガイド・サポートして頂き、工場夜景観光への熱い情熱を感じ取り、気がつけば自身も工場夜景の魅力にとりつかれていました。1冊目の著書を執筆していく中で、いつかは工場夜景本を出版したいと願うようになりました。

工場夜景本の出版と「工場夜景特集」の開設に向けて

2016年に入ってから工場夜景都市を中心に再び各地を回りました。出版が決まる前に愛媛県・岡山県・兵庫県・和歌山県などのエリアを周り、既に全都道府県を巡っていたにも限らず、まだまだ美しい夜景スポットがあることを思い知らされました。春頃に工場夜景本の企画が無事に通り、これまで撮影してきた工場夜景スポットを本だけでなく、専門のサイトを立ち上げてインターネット上でも情報を発信したいと考えるようになり、撮影と執筆が一段落した8月頃から本サイトの制作に入りました。約1ヶ月の制作期間を得て、ようやく「工場夜景特集」の開設に至りました。サイト開設時点ではまだまだコンテンツが不十分ですが、より多くの工場夜景ファンの方に楽しんで頂けるサイトを目指していければと思います。

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工場夜景の観賞&撮影マナーの心得

工場夜景スポットを訪問する上で、一般的な夜景スポット以上にマナーや安全面への気遣いが重要です。 安全に工場夜景を楽しむためにも以下のようなマナー・安全面に注意されることをおすすめします。

  • 懐中電灯やヘッドライトを持参し、特に埠頭や暗い場所では足元に気をつける
  • 車を停める場合は標識を確認することはもちろん、通行車両を妨げない
  • 工場夜景に慣れていない方はできるだけグループで訪問する
  • 立入禁止場所には絶対に入らない。常に周囲の看板や標識を確認する